【後悔・失敗しないために】退職代行を依頼する際の注意点や準備

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「退職代行を使って後悔した……」

そのように感じる方は、退職代行に依頼をしたら全て業者に丸投げしている方がほとんどです。

高いお金を払ってアナタの人生の大きな決断を他人にやってもらうのですから、後悔や失敗なんてしたくないと思いますよね。

この記事では、後悔や失敗しないための注意点や準備、Q&A、どんな方が退職代行を使った方がいいのかを解説しています。

退職代行を使うことは悪いことではありませんが、使い方によっては悪いことになってしまうので、これを読んでくれているアナタにはそのようになってほしくありません。

退職代行を利用する場合にはとても参考になる内容なので、最後までお付き合いください。

目次

退職代行を依頼する際に後悔や失敗しないための注意点

退職代行を依頼する際の注意点

  • 業者に依頼する要求を事前にまとめておく
  • 2~3社を候補にあげ、LINE相談の内容で絞る
  • 退職希望日を伝えるのは依頼する業者を確定してから

退職代行を依頼する際、後悔や失敗しないためには上記にあげた三つの注意点は必ず頭に入れておいてください。

本来ならアナタ自身の口で伝えることを他の人に託すわけですから、信頼できるところに依頼をしなければいけません。

以下に注意点を詳しく解説していくので参考にしてください。

注意点 ①:業者に依頼する要求を事前にまとめておく

退職代行業者に依頼をする前に、退職をしたい理由に優先順位をつけて明確にしておきましょう

頭の中ではわかっているけれど、いざ伝えようとしたら伝え忘れてしまった……ということを防ぐためです。

そのためには紙やスマホのメモ帳などに退職の際に伝えたい要求(有給休暇完全取得など)をリストアップしてください。

リストアップができた後に優先順位をつけることで、アナタが一番重視する要求が明確になり、その要求に合った退職代行業者を見つけやすくなります。

一番重視する要望は?

  • とにかく早く辞めたい……返信の早い業者
  • ハラスメントの解決をしてほしい……弁護士事務所
  • 有給完全取得をして辞めたい……交渉力の高い法適合労働組合・弁護士事務所

一番重視する要望に応えてくれそうな業者をピックアップした後に、二番目、三番目に重視する要望に応えてくれそうな業者をさらに絞って選定していくやり方がおすすめです。

注意点 ②:2~3社を候補にあげ、LINE相談の内容で絞る

LINE相談は実際の退職代行業務につながるとても重要なやりとりです。

人生を大きく変える行事を他人に任せるのですから、慎重に選ばなければいけません。

依頼の基準

  • 返信の早さ
  • 言葉遣いが丁寧、適切か
  • 相談内容にどれだけ寄り添ってくれるか

アナタにとって退職は大きな出来事ですが、業者からしてみれば数ある退職の中のひとつにすぎません。(ひどい言い方をしてすみません)

ですから、アナタの退職したい気持ちに対してどのくらい寄り添ってくれるのかはとても大切ですし、実際の代行業務にもつながってきます。

アナタの悩み、要望に対して親身になって対応してくれる業者を選ぶようにしてください

退職予定日をしつこく聞いてきたり、支払いをせかしてきたりする業者に依頼すると後悔や失敗する原因にもなります。

注意点 ③:退職希望日を伝えるのは依頼する業者を確定してから

各退職代行業者の利用規約を見てみると、契約成立は「退職希望日を伝えた時点」とされているところが多いので注意してください。

全ての業者で一度契約が成立してしまうと、自己都合でのキャンセルは返金不可とされています。

LINE相談をする際は、①利用規約や特定商取引法に基づく表記を読んでからLINE相談をする ②退職希望日は契約を決めたところ以外には言わないーということを忘れないようにしてください。

退職代行が実行された後に後悔や失敗しないように準備すること

退職代行が実行されるまでに準備すること

  • 職場に対して手紙を書く
  • 転職エージェントに登録をしておく
  • 退職に関する書類・職場の貸与物をまとめて送る準備をする

退職代行は実行してもらって終わりではありません。

退職代行を使って後悔や失敗したと感じる方は、依頼だけして自分では何もしていない方が多い傾向があります。

ですから、後悔や失敗をしないためにも上記にあげた三つの準備をしておくようにしましょう。

準備 ①:職場に手紙を書く

辞めたらもう関わることはないので、手紙なんて必要ないと感じる方も多いですが、後悔のない退職を目指すなら書くことをおすすめします。

推奨する理由

  • 自分の思いを職場に伝えるため
  • なぜ退職代行を使ったのか理由を伝えるため
  • 今まで籍を置かせてもらっていた感謝を伝えるため

退職代行は退職のきっかけを作るサービスなので、アナタの思いはどうしても乗せられません。

手紙として文字に残した方が、どんな思いで使ったのかがきちんと伝わります。

また、職場側の意見としては、突然退職代行業者から電話がかかってきて「〇〇さんの退職を伝えます」と言われても納得できない職場がほとんどです。

事実関係の確認のために、アナタに電話がかかってきたり、家に来られたりする可能性もあります。

退職代行が実行される当日に手紙が届くようにすれば、電話がかかってきたり、家に来られたりする可能性をかなり減らせるので必ず書くようにしましょう。

準備 ②:転職エージェントに登録をしておく

仕事をしていない期間をできるだけ少なくするために、退職代行に依頼をすると同時に転職エージェントに登録をしましょう。

仕事を辞めて少し休んでから転職活動をしようと考えている方もいらっしゃると思いますが、社会から一度離れるとなかなか元に戻ることができなくなります。

仕事をしていない期間をできるだけ少なくしておいた方が精神的にも安心です。

退職代行業者の中には無料で転職エージェントを紹介してくれるサポートがある業者もあるので、積極的に活用しましょう。

【無料で登録できる転職エージェント】

退職代行業者
……6か月以上勤務で代行料金全額キャッシュバック
看護師
……全国15万件以上の求人、ハローワーク・非公開求人多数
美容師
……非公開求人多数
保育士1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)が主な対象

……好待遇の求人が豊富


……専門のキャリアコンサルタントのサポートを受けられる
第二新卒特化
……内定獲得まで最短2週間
その他
……ホワイト企業のみ紹介

転職エージェントを使う際の注意点

退職代行を使って仕事を辞めたということを誰にも伝えないようにしてください。

退職代行を使って辞めたことがバレるのは、転職エージェントが企業側に情報を漏らしたり、面接の際に自分で口を滑らせてしまったりするケースです。

退職代行を利用することは何も悪くないですが、採用する側の考えは、「何かあったら、また退職代行を使って辞める可能性がある」と勝手に判断され、なかなか採用に至らないケースもあるので気を付けてください。

準備 ③:退職に関する書類・職場の貸与物をまとめて送る準備をする

代行業者が職場に電話をかけて、仕事を辞めることができたら ①退職届 ②職場からの貸与物 ③職場に宛てた手紙―をまとめて送るのですが、事前に準備をしておいた方が安心です。

職場から電話がかかってきたり、家に来られたりすることをできるだけ避けたい方は、退職代行が実行される日に合わせて送りましょう。

送る際の注意点は、必ず相手が受け取った記録が残る方法で送るようにしてください。

退職代行を使って後悔や失敗をするタイプ

退職代行を使って後悔や失敗をするタイプ

  • 退職代行業者に全て丸投げする人
  • 辞めた後の生活を考えていない人
  • 軽い気持ちで退職代行を利用する人

退職代行の業務は、電話で職場に退職の意思や退職条件の希望をアナタの代わりに伝えることです。(弁護士事務所の場合は退職届などの書類作成などもしてくれます)

退職届や貸与物の返却などは全て自分が手続きをしなければいけないので、依頼して終わりと思っている方は痛い目にあいます。

また、退職代行を使って仕事を辞めることをゴールにしてしまうと、その後の生活がとても苦しくなるので、必ず転職活動を同時に行うことが重要です。

退職代行は想像以上に簡単に退職が成立するので、辞め癖がついてしまう人もいます。

退職代行は「最終手段」だと思って使うようにしてください。

退職代行を使って良かったと思えるタイプ

退職代行を使って良かったと思えるタイプ

  • ハラスメントを受けていた人
  • 今まで有給休暇を取れなかった人
  • 自分の口で退職を告げられなかった人
  • 残業代が給与に反映されていなかった人
  • 辞めると言っても先延ばしにされていた人

退職代行のいいところは、「自分では言いにくいことを代わりに伝えてくれる」ことです。

労働者の権利を主張するのはとても勇気がいることなので、上記にあげた項目に一つでも当てはまるものがあれば、迷うことなく退職代行を依頼した方がいいです。

退職代行を使って後悔や失敗しないためのQ&A

退職代行の失敗例を知りたい

民間企業労働組合弁護士
事務所
退職意思の
伝言
退職日の調整
などの交渉
有給休暇の
取得交渉
残業代などの
金銭の請求
損害賠償請求
などの法務
平均価格約¥21,000約¥21,000約¥48,000
※平均価格は当サイトに掲載している退職代行業者の価格を参照

有給休暇を取得できるようなサポートがある民間企業がありますが、「有給休暇取得の交渉」は非弁行為に該当する可能性が高く、本来は行えません。

職場側に要望を拒否された場合は引き下がるしかなくなり、失敗に終わります。

退職代行業者によって、代行業務を行える範囲が決まっているので気を付けてください。

失敗しないためには、アナタの要望に応えてくれる退職代行業者を正しく選ばなければいけません。

有給休暇を完全取得して辞めたい場合⇒法適合労働組合がおすすめ

未払い賃金の請求・ハラスメントの解決をして辞めたい場合⇒弁護士事務所がおすすめ

退職代行を使うと恨まれるの?

恨まれないと言ったらうそになります。

急に仕事を辞めたら、与えられていた仕事を他の人が行わなければいけません。

恨まれるまではいかなくても、負担が増えるので迷惑をかけることになります。

少しでも恨まれたり迷惑をかけたりしない方法

業務の引き継ぎを書いたものを退職届に同封して送ってください。

退職代行で起こったトラブルの事例を知りたい

退職代行では料金の支払いに関するトラブルが一番多いです。

例)

退職希望日を言っただけで契約扱いになり、自己都合でのキャンセル・返金は不可と言われた。

退職代行についての相談をする際は、代行業者サイトの利用規約・特定商取引法に基づく表記を読んでから相談をしてください。

退職代行を使って転職先にバレることはあるの?

  • 面接の際に自分で言ってしまう
  • 前の職場と繋がりがある人が働いている
  • SNSに退職代行を利用したことを投稿する

それ以外でバレることはまずないので安心して大丈夫です。

退職代行を使われた側はどのように思っているの?

アナタが退職代行を利用するまでに至った原因を知りたいと思っています。

そのため電話がかかってきたり、家に来たりする可能性があるので対策を行うとよいでしょう。

おすすめの対策

退職届を送付する際に、退職代行を使った理由を書いた手紙を同封して送る。(代行実施日に届くように)
⇒電話がかかってきたり、家に来られたりする可能性は限りなく減らせる。

【後悔・失敗しないために】退職代行を依頼する際の注意点や準備のまとめ

記事のまとめ

  • 利用規約などを必ず確認してから連絡をする
  • 業者に依頼する前に自分の思いをまとめておく
  • 退職代行に依頼をしたら終わりではなくて自分でできる準備を行う
  • 働いていない時間を少しでも減らすように転職活動を並行して行う
  • 退職代行のいいところは「自分で言えないことを代わりに伝えてくれること」

退職代行は一生懸命働いて稼いだ給料で利用する方がほとんどです。

一度に約3万円を使うのですから、後悔や失敗がないように誰もが利用したいと思っています。

退職代行は依頼をしたら終わりではありません。

次に向けて行動をしていかないとお金を使った意味がないので、この記事を参考に次のステージに向けて行動していってくださいね。

退職代行業者を比較したデータベースがありますので、こちらも合わせて参考にしてください。

退職代行準備失敗後悔

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